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ビジャ獲得に思う神戸の目指すところ?


今日でJ1も終わり、昨年に続き川崎の優勝で幕を閉じました。今年、イニエスタを驚きとともに獲得した神戸は、最終節に勝利しなんとか10位でフィニッシュしました。楽天さんのマーケティングはさておいて、ACL制覇を目指す、また、いずれは、世界進出を狙う神戸としては物足りない結果に終わりました。そして、もう一つの驚きは、ビジャの獲得です。確かに素晴らしい経歴の持ち主で全盛期のビジャであれば神戸にたくさんのゴールをもたらしたでしょう、が、もうすでに36歳。ピークを過ぎてから5年以上経っています。それでも、MLS在籍中に124試合で80得点を決めたのはさすがという他ありません。得点力不足に苦しんだ神戸にとってみれば確かにかなりの補強になることは疑いの余地はありませんし、魔法使いイニエスタにとってはまさに待ち望んだストライカーでしょう。ただ、多くの神戸サポーターはこれで優勝できるとは思っていないはずです。なぜなら、DFが(ざる)状態ですし、今後期待できる若手の獲得もありません。チームとしてのバランスも取れていません。

監督含め、強き時のバルサを追い求めるのも良いですが、ピークを過ぎた元代表をいくら集めてもバルサにはなれません。むしろ、同じお金を使うなら、有望な20代前半の若手を海外から連れてくる方が将来の神戸のためになると思うのですが? 南米などからは、5千万円払えばこれから各国の代表に選出されるような若手を獲得できる場合もあります。元代表と比べてめちゃくちゃハングリーでチームのために必死でプレーしてくれます。そのような姿勢が他の日本人選手にも良い刺激になり相乗効果でチームはどんどん強化されバランスも取れてきます。そしてそのようなチームこそ日本を制し、ACLを制覇できるチームだと私は思います。

正直、現在のところ、神戸はチーム強化というよりも、楽天さんの広告のために大物を取らされているとしか見えません。

獲得した元代表はいつまで神戸のために働いてくれるんでしょうか? 来年もまた元代表を取るのですか?そして、再来年も?

他のJチームはぜひ海外の若手に目を向けてください。Jで化ける選手はいくらでもいます。

そして、その若者たちは、将来多額の移籍金をチームにもたらしてくれる事となるでしょう!

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